HP LaserJet 4350 Printer series - 封筒

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封筒

封筒の造りは重要です。封筒の折り目は製造元によって全く異なりますが、同じ製造元でも
製品によって異なる場合があります。封筒に美しく印刷できるかどうかは、封筒の品質によ
って決まります。封筒を選ぶときは、以下の点に注意してください。

厚さ:封筒の重量が

105g/m

2

(28 ポンド) を超えないようにしてください。これを超え

ると、紙詰まりが発生する可能性があります。

造り:印刷前の状態で、カールが

6mm (0.25 インチ) 以内に収まっていることを確認

し、封筒内の空気を完全に抜いてください。

状態:封筒にしわが寄ったり、端が切れていたり、破れたりしていてはなりません。

温度:

プリンタの熱と圧力に耐えられる封筒を使用してください。

サイズ:

次のサイズ範囲内の封筒のみを使用してください。

最小:

76 x 127mm (3 x 5 インチ)

最大:

216 x 356mm (8.5 x 14 インチ)

注記

封筒の印刷にはトレイ

1 またはオプションの封筒フィーダのみを使用してください。長さ

178mm (7 インチ) より短いメディアを使用したときには紙詰まりが発生する場合があり

ます。この原因としては、用紙が環境条件の影響を受けていることが考えられます。それ
で、最適なパフォーマンスを得られるよう、用紙の保管および取り扱いは適切に行うように
してください

(

印刷環境および用紙保管環境

を参照

)。封筒の選択はプリンタ ドライバで行い

ます

(

プリンタ

ドライバを使用する

を参照

)。

JAWW

用紙の仕様

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合わせ目が

2 箇所ある封筒

合わせ目が

2 箇所ある封筒の場合、斜めの合わせ目ではなく、封筒の両側に縦の合わせ目が

あります。このタイプの封筒は、印刷時にしわが発生しやすくなります。それで、下図のよ
うに合わせ目が封筒の隅まできちんと伸びていることを確認してください。

1

2

1

適切な封筒の造り

2

不適切な封筒の造り

接着シールや糊付きフラップが付いている封筒

接着シール付きの封筒やフラップが

2 つ以上ある封筒を使用する場合は、プリンタの熱や圧

力に耐える接着剤が使用されていることを確認してください。フラップやシールの数が多い
と、しわや折り目、紙詰まりが発生したり、場合によってはフューザを損傷したりする可能
性があります。

封筒マージン

以下の表は、

Commercial #10 や DL 封筒における一般的な住所マージンを示したもので

す。

住所の種別

上部マージン

左マージン

差出人住所

15mm (0.6 インチ)

15mm (0.6 インチ)

宛先

51mm (2 インチ)

89mm (3.5 インチ)

注記

最高の印刷品質を得られるよう、マージンは封筒の端から

15mm (0.6 インチ) 以上に設定し

てください。封筒の合わせ目が重なっている部分には印刷しないでください。

封筒の保管

封筒を正しく保管すれば、印刷品質の向上につながります。封筒は平らな状態で保管してく
ださい。封筒の中に空気が入って気泡ができると、印刷時にしわが寄ることがあります。

詳細については、

封筒に印刷する

を参照してください。

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付録

C 仕様

JAWW